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ワークライフバランスの実現

電子部品部 東京事業所 2002年入社 K.C

私の所属する電子部品部 東京事業所ではフレキシブルプリント配線板(FPC)の営業を行っています。FPCについては試作をメインとしていることから顧客ニーズを的確に把握し最適なFPCを提案します。私は営業アシスタントとして営業スタッフと情報を共有しています。共有メールでは朝一チェックを行い、見積依頼など自分が対応できるところは先行して手配をかけるなど営業スタッフが営業活動に専念できるようサポートをしています。

仕事の転機

私は新入社員で入社し、希望のCADオペレーター職に配属されました。CADオペレーターは文系でも経験がなくてもCADが使えるようになる教育プログラムがあります。難易度の高い設計ができるまでは2~3年はかかりますが、とてもやりがいのある仕事です。しかし、結婚のため東京に転居することになったため、会社を辞める方向で考えていたところ、当社の東京事業所で働かないかと提案していただきました。東京事業所でCADを使っている人はいなかったため、環境を整えることは容易ではなかったのですが、当時の上司の協力のもと東京事業所でCADのお仕事ができるようになりました。1年ぐらい経った頃に、営業アシスタントをしてみないかと提案がありました。東京事業所は営業スタッフの集まりで活気がすごく近くで仕事を見ているうちに興味もありましたので、全く違う職種でしたが思い切って飛び込みました。仕事については、今まで黙々とPCに向かっていたところから、お客様と直接話をすることになるなど毎日毎日緊張の連続で大変だったことを記憶しています。

産休・育休からの職場復帰の苦労

東京勤務になってから5年ほど経過した頃、待望の第一子を授かりました。その頃の当社は働き方改革を積極的に進めており、産休・育休取得者も増えていたことから周囲の理解も大きく快く休暇に入ることができました。1年半の育休を取得し、いよいよ復帰となる頃には毎日1時間半かけて通勤していたこと、今度は更に保育園に預けてからの出社になることなど自分の中でのシミュレーションを何度もしましたが、出勤後に保育園から呼び出しがかかるなどイレギュラーなことも多く本当に大変でした。

ワークライフバランスの実現

現在は、育児短時間勤務制度を利用しています。当社の育児短時間勤務制度は法を大きく上回る小学3年生まで利用することができ、1日の所定労働時間を6時間または7時間、出社時間は8:30~または9:00~から選べるなど勤務形態のバリエーションがあります。私は、9:00~16:00までの6時間勤務とし、長期休暇の学童保育では朝早く預けることができないため、1時間有休を取得するなど制度を活用させてもらっています。また、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が流行した2019年以降からは社員の健康を守るための在宅勤務(リモートワーク)ができる環境も整えられ、有事の際に安心して利用できるようになりました。様々な制度を活用できるようになったことでワークライフバランスが実現できていると実感しています。

一日のスケジュール

9:00

朝礼・メールチェック

出勤後は顧客からメールが届いていないかチェックすることから始まります。営業スタッフは客先へ直行することもよくあるので私の方で対応できるものは手配をかけ、売上業務や伝票の準備を行います。

10:30

顧客問い合わせ対応

顧客から問い合わせが私に直接入ることもあります。試作品は製品開発の初期段階で重要な役割を果たすため、顧客の要件は細部まで確認します。見積や注文の対応について、FPCの生産設計を行っているスタッフに手配をかけていきます。

12:00

ランチタイム

13:00

顧客とWeb打合せ

顧客とWebでの打ち合わせもします。営業アシスタントを始めた頃は顧客の電話の取り次ぎだけでも緊張をしていたのですが、今ではリモートワークにも慣れてきたことから積極的に話をすることができています。

14:30

生産設計スタッフへ手配

顧客からの要望を的確に理解し、生産設計のスタッフに手配します。
東京事業所から本社や顧客へ送る荷物がある時は宅配便の手配や梱包もします。

16:00

退社

育児短時間勤務制度を利用しているため、効率的に業務を遂行するよう心掛けていますが、チームメンバーの協力が不可欠です。いつもありがとうございます!