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電子基板事業の司令塔

生産企画課 2012年入社 
H.S

 私の所属する生産企画課では、フレキシブルプリント配線板(FPC)の生産設計、及びCAD設計を担い、その中で私は生産設計を担当しています。具体的には希望納期やお客様から支給される仕様図を確認して、自社で製造できるよう工程計画を立て、各現場に指示を出す司令塔のような役割を担います。その他にもお客様と電話やメールで連絡を取りながら仕様を確認したり、時にはより良い製品ができるよう仕様の改善案を提案したりします。

経験を積むにつれて

 私は文系大学を卒業しており、入社時はFPCのような基板の知識は全くありませんでした。しかし、先輩方に指導していただき、入社して3か月も経つと簡単な案件を任せてもらえるようになりました。難易度の高い案件については先輩がしっかりとフォローしてくれ、そこで幅広い知識を身に付けることができました。今では難しい案件を受注した営業スタッフから、「今度最終的な仕様を詰めるから、一緒にお客様のところに同行してほしい」といった依頼を受けることもあり、頼りにされることが私のモチベーションアップに繋がっています。

生産設計の面白さ

 生産設計は非常に重要なセクションです。製造現場が加工しやすく、効率の良い生産設計を構築できれば、それが直接会社の利益へと繋がります。私の部署では案件ごとの当初の生産計画に対して、最終的にどれだけの良品を製造できたかといった数値も見ることができます。そういった会社への貢献度をダイレクトに感じることができるのも、この仕事の面白さだと思いますよ!

チームワークは最高!!

 太洋テクノレックスの魅力は、何と言っても人間関係。今でも入社から指導し頂いている先輩や後輩と昼休みは一緒にご飯を食べるなど良好な関係を築いています。時には飲み会、また部署の垣根を越えたメンバーでBBQを行うなどプライベートで集まる機会もあります。お客様から難しい案件をいただいた時には、製造現場や品質管理など各セクションから担当者が集結して、チームワークで難しい課題を乗り越えています。

一日のスケジュール

8:30

出社

出社後に先ずはメールチェックを行います。お客様への対応、さらに仕様の変更依頼などがあれば素早く工程計画に反映させます。

9:00

新規案件に着手

お客様からの仕様図をもとに、工程計画を立てます。デスクワークが中心で簡単な案件であれば1時間程度、難しい案件であれば4時間ほどの時間を要します。それが終われば、同じ部署のCADオペレーターに製品仕様や、製造現場での加工方法などを説明して、CADでの設計を依頼します。

12:00

ランチタイム

13:00

治工具の手配と別の新規案件に着手

金型など自社で作成できないツールを事前に協力会社に手配する必要があります。それが終わればまた別の新規案件に着手してCADオペレーターと打ち合わせを行います。一日に平均して2件ほどの新規案件を担当します。

16:00

製造スタッフと打ち合わせ

試作品に用いるFPCの依頼をいただくため、使用する材料やお客様の希望スペックは多種多様で、時には製品加工にトラブルが生じる場合もあります。その時は直ちに現場に向かい、現状を確認した上で、改善案などをお客様に報告します。そのような素早い対応もお客様から信頼していただく重要な要素です。

19:00

退社

業務量が少ない時には定時の17:30で退社しますが、お客様の希望納期に間に合わせるために残業するケースもあります。